モラルBOX日記

【刈谷市立富士松北小】「北っ子の森を守ろう…竹炭体験」

公開日
2016/12/02
更新日
2016/12/02

ちょっといい話

 富士松北小学校の隣には、「北っ子の森」という自然や生き物と触れ合える森林があります。この森林を守るため、年2回竹を切り出す「竹切り」をします。また、校内に「炭焼き窯」があり、竹で炭を作る「竹炭体験」も行っています。
 今回の「竹切り」は、11月12日(土)に参加を希望した27名の児童や保護者、PTA役員、おやじおふくろの会、企業のボランティアの方など、たくさんの地域の方が参加して行われました。「竹炭体験」は、11月18日(金)に、長年指導をしていただいている方を講師に招き、5年生の児童が行いました。5月に仕込んだ竹炭を窯から運び出し、ノコギリで15センチメートルほどに切り、袋に詰めて来校者におみやげとして渡せるようにしました。また、新しい竹の束を窯に入れました。窯に火入れをしてからは、講師の方が一晩見守ってくださいました。
 子どもたちは、「北小でしか体験できないと聞いて、この学校でよかったと誇りに思いました。6年生でもやりたいです」「お姉ちゃんが持ち帰った竹炭をげた箱に入れているので、臭いが気にならないです。いい土にしたり、水をきれいにしたりする効果もあると知ってびっくりしました」「炭焼きは、火をつけたらずっと見ていないといけないから大変だと思いました」「講師の方が真っ黒になりながら頑張ってやっていると知って、自分もできることを頑張りました」と、本校の伝統的な取組のよさを感じて誇りに思ったり、講師さんの思いに触れて感謝したりすることができました。