モラルBOX日記

【豊田市立土橋小】木々とふれあう緑探検ウォークラリー

公開日
2016/12/09
更新日
2016/12/09

ちょっといい話

 土橋小学校は、名鉄土橋駅沿線にあります。市街地であるにもかかわらず校庭には多くの木々があり、季節ごとの自然の色合いを楽しんでいます。特に秋は、黄色や赤、朱色の落ち葉やどんぐりを始め、色々な種類の木の実を見ることができます。
 毎年11月には、全校で緑探検ウォークラリーを行っています。総合的な学習で校内の生き物や樹木の勉強をしている3、4年生が問題作りを手伝います。環境委員の5・6年生が、ゲームを担当します。1年と6年、2年と5年、3年と4年がペアを組み、手をつなぎ、校庭と隣の土橋公園に設置された問題を解きながら、秋の木々の中を歩きます。年上の子は自分一人が楽しむだけでなく、問題の答えを考えたりゲームをしたりするときに、年下のペアも多くの活動ができるような気配りや工夫、気長に待つという思いやりが必要です。
 「分からない問題は、いろいろ試して答えを見つけてくれたね。大諏訪の池の問題は、ヒントになるように葉っぱに文字を書いてくれたのでうれしかったよ。また一緒に遊ぼうね」
 活動後の振り返りのキラキラカードには、ペアの子へのありがとうの気持ちがつまった文がいっぱい寄せられます。外の風は冷たくても心はほかほかになる、本校の伝統行事です。