【飛島村立小中一貫教育校飛島学園飛島小 人権教室(初等部)】
- 公開日
- 2016/12/19
- 更新日
- 2016/12/19
ちょっといい話
12月1日(木)に本学園初等部(1年〜4年)の生徒を対象に人権教室を行いました。飛島村人権擁護委員の方や保健福祉課の職員の方が「思いやりの心を育てる」というテーマのお話を寸劇で演じて、見せてくださいました。その後、そのお話の中に出てきたくに子さんが、かずみさんやかよ子さんたちに仲間外れにされたことや、かずみさんやかよ子さん、あさおさん、やすおさんが、なぜ、くに子さんに意地悪したのかを、生徒たちに考えさせました。自分の経験と照らし合わせて、仲間外れにされたくに子さんの気持ちや、元気のないくに子さんに声をかけてあげた、きよ子さんやみな子さんの行動、ちょっとした行き違いでくに子さんを仲間外れにしてしまったかずみさんの気持ちなどを考え、発表しました。人権擁護委員の方がうまく子どもたちの意見を引きあげてくださいました。
友達の意見を聞くことでより一層、子どもたちは人に対して思いやりの心をもって接することが大切だという気持ちになったようでした。「いじめは、絶対に駄目」とか、「いじめられている子を見かけたら、相談にのって」など、だれかが寂しい思いをしていたら声をかけてあげられる仲間になろうという雰囲気が高まりました。
事後の感想文からも、一人一人がテーマについて深く考えることができたと感じました。人権について真剣に考える機会が与えられたことにより、他を思いやる気持ちの大切さに気付くことができたと思います。