【東海市立上野中】異年齢交流「わたうちふれあい塾」
- 公開日
- 2016/12/28
- 更新日
- 2016/12/28
ちょっといい話
上野中学校では,渡内小学校と異年齢交流活動を定期的に行っています。中学校入学前には,6年生が中学校体験入学を行い,実際に中学校の教員の授業を受けたり,給食を中学校で食べたりして中学校での生活を体験します。また,校区の小学校の運動会で「つなひき大会」に中学生が加わったり,中学校の文化祭に小学生が踊りを披露したりします。 夏休みは「わたうちふれあい塾」,冬休みは「渡内ふれあいゲームラリー」が行われ,校区の保育園児,小学生,中学生に加え,各校のPTA役員,教員,市防災担当者などの大人もサポートとして参加します。小学生は,春から入学する中学校生活への期待を高め,手をつないで遊んでくれたり,ゲームなどのやり方を優しく教えてくれたりする,お兄さんやお姉さんにあこがれを抱きます。中学生になると「自分もあこがれの先輩のようになりたい!」と,これらの活動に多くの生徒が意欲的に参加を希望します。
「わたうちふれあい塾」では市防災担当の方から,防災関連の話を聞き,ペットボトルを使った簡単な水のろ過装置の作り方を教わったり,昼食はグループで非常食の試食をしたりしました。その後は,保育園児から中学生までが一緒に遊べるゲームを中学生が企画し,指示を出すことで,年長者としての自覚を養うことができました。
今後も異年齢交流を通して,生徒たちが人間関係を広げ,コミュニケーションを取る楽しさを体感し,相手を思いやる言葉掛けや行動が,人と関わる上で大切だということを学んでいけるとよいと思っています。