【東海市立加木屋小】 情報モラル教室の取組
- 公開日
- 2017/01/05
- 更新日
- 2017/01/05
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
11月24日(木)に情報モラル教室を行いました。今回は、講師としてICT支援員の方をお招きしました。内容は「メッセージアプリの使い方」と「個人情報の大切さ」の二つでした。
最初に、メッセージアプリで小中学生に多いトラブルの例として、「相手に違う意味で伝わってしまうことがある」ことについて、NHKの「リアルスマホストーリー」というホームページにある動画を視聴して考えました。動画は、友達の家に遊びに行った後、ある女の子がメッセージアプリに「よかった」という意味で『○○さんの家、よくなかった』と、書き込んだのですが、それが他の友達には「よくなかった」と伝わってしまい、トラブルになってしまうという話でした。子どもたちは言葉の選び方の大切さや気になることがあったら直接会って話し合うことが大切だということを考えることができました。
次に、悪ふざけでコンビニのアイスクリームの販売ケースに入った様子を写真に撮ってSNSに載せた少年が、個人情報を調べられインターネット掲示板上で誹謗(ひぼう)中傷されてしまった事例を紹介していただきました。このケースでは、SNSに載っている写真などの情報から、たった50分で氏名、住所、電話番号などが調べられてしまったそうです。一つ一つの情報は断片的でも合わせると個人を特定できることを知り、子どもたちはとても驚いていました。
【児童の感想】
・便利なスマホやインターネットでも、自分のことなどを載せてしまうと、いろいろな困ったことがあるので、自分も気を付けたい。
・個人情報はネットに出さない。メッセージアプリなどを使うと誤解されることもあるから、急ぎのときなどは電話を使うといいことが分かった。
・ちょっとしたことでも間違えると友達を傷つけたり、スマホで悪口を書かれたりすることがあると分かった。メールを送るときに本当に伝わっているか心配なときは、次の日に聞くようにしたい。
・メッセージなどを送るときは、よく注意して送るのが大切だと思いました。一つのことでけんかやいじめになることもあるから、気を付けて安全に使っていきたいです。