【豊田市立美里中】きまりやルールを守る心
- 公開日
- 2017/01/05
- 更新日
- 2017/01/05
ちょっといい話
12月17日(土)の授業参観日に全校一斉の道徳授業を行い、全学年共通で、詩「ピアス」という資料をもとに、きまりやルールを守ることの大切さについて考えました。
この詩は、校則で禁止されているピアスをつけていた「私」が、入試のときにピアスを外して受験したにもかかわらず、面接官に穴のあとを見て、とがめられ、結果的に不合格になったという事実と「私」の心情が描かれています。この詩を読んで、「私」のものの見方、考え方に共感する生徒も多くいました。楽しく充実した学校生活を送るには、きまりを守ることは必要です。しかし、中学生の時期は自分のやりたいことやそのときの思いに流されやすい現実があり、生徒の意見でも初めはルールやきまりは自由を奪う窮屈な存在だと否定的な意見が多く出ました。しかし、「私」の心情を考えながら話し合うことで「最初は必要ないと思っていたきまりも、この詩を読んで考えたことで、学校のきまりはもしかしたら私たち生徒を守るためにつくられたのかなと思いました」や「今はよいと思ってやってみようとするときに、将来後悔しないために、本当にそれはやっていいことなのかを考えて判断することが大切だと思いました。意味があるからこそ、きまりがあるのだと思います」などの意見が出され、きまりやルールを守ることの意義や大切さについて考えることができました。現在の自分の生活を見直し、これからの生活の仕方を考える時間になりました。