【弥富市立弥富北中】つながるいのち 〜中学生だから知ってほしい いのちの大切さ〜
- 公開日
- 2017/01/25
- 更新日
- 2017/01/25
ちょっといい話
本校では、救命法講習や保健集会などを通して、命について考えさせる活動に取り組んでいます。10月には、全校生徒を対象に保健集会を実施しました。まず、保健委員が命の始まりに関するデジタル絵本の読み聞かせをしました。次に、支えてくれる家族に感謝する「家族へありがとう」の発表を行いました。
その後、「教えて先輩!」というタイトルで、本校の若手教員が、自分の思春期の体験を交えながら、中学生が命について学ぶことの大切さを伝えました。実体験に基づいた具体的な話は、生徒の心に響いたようでした。年齢が近いということもあり、自分にとって身近な話題として聞けたようです。
また、ボランティア講師を招き、出産や育児についての話をしていただきました。出産は母親だけでなく赤ちゃんも命がけであること、おなかの中にいる間から周りの人に大切にされてきたことなど、様々な話を聞いて、ふだんは意識しない自分自身の誕生について考える機会となりました。
今後も取組を継続していき、自分の命も他者の命も大切にできる生徒を育てていきたいと思います。以下は、生徒の感想です。
部活や勉強などで忙しかったときに、「何のために生きているの」「生まれたくて生まれたわけじゃないのに」と思ったことがありました。でも話を聞いて、「私も自分の意思で生まれ、今生きているのだ」と強く感じました。家族に改めて感謝したいです。