【北名古屋市立師勝南小】避難訓練時の煙体験
- 公開日
- 2017/02/08
- 更新日
- 2017/02/08
ちょっといい話
1月の避難訓練では、地震による火災の発生を想定し、煙体験を行いました。1年生は、初めての体験となるため、5年生の子と手をつなぎ、煙ハウスの中を歩きました。
煙ハウスの中は、無害ではありますが、煙が立ち込め、吸いすぎると少しむせてしまいます。1年生の子は「緊張する」「大丈夫かな」などと言いながら、煙ハウスの前で順番待ちをしていました。すると5年生の子が、「手をにぎっていてね」「一緒に背を低くして」「大丈夫。怖くないよ」などと声をかけながら、ペアで入っていきました。煙ハウスから出てくると1年生は安心したように、「中が見えなくて怖かったけど、5年生がずっと手を握ってくれたので、ゴールできた」「煙ハウスの中で5年生と離れてしまったけど、探してくれたので良かった」「ハンカチを落としてしまったけど、そばにいた5年生が拾ってくれたのでうれしかった」などと話していました。5年生も「はぐれずに済んだ」「しっかりと手を握ってくれていた」などと言いながら、うれしそうにしていました。
本当の火災では、どの学年でも怖さがあると思います。しかし、今回のようにいざとなったら大きな学年の子が小さな学年の子を励まし、困難に立ち向かっていくのだろうと思います。互いに思いやり、信頼しあうことは大切だと感じました。