モラルBOX日記

【岡崎市立根石小】情報モラルに関する内容を含んだ道徳の教材で授業をしました。

公開日
2017/02/08
更新日
2017/02/08

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 5年生では、教材「知らない間の出来事」(「私たちの道徳5・6年」)を用いて、道徳の授業を行いました。この教材は、友情をねらいとしていますが、情報モラルに関する内容も含んでいます。「2人が信頼できる友達になるために大切なものは何かを考えよう」という課題で話し合いました。登場人物の「みか」が、みんなにメールをしたとき、自分のメールが原因で「あゆみ」を傷つけたことを知ったときの気持ちを順に話し合いました。「軽い気持ちだったのに悪いことをした」「謝らなくちゃ」そんな気持ちが出たところで、「みか」が「あゆみ」に電話をかけて何を話したかを考えて再現させました。どの子もきちんと事情を話して謝りますが、謝り方も人それぞれです。受け手のあゆみ役も即興的に返事をします。もし自分だったらと体験的に学ぶ機会となったようです。「相手の立場に立って考えること」「直接気持ちを伝えること」「友達のことを書いたメールを送らない」など大切にしたいことが明らかになりました。人間関係の中における情報機器の位置付けを考える機会となりました。