【豊田市立萩野小】 地域の方に見守られて
- 公開日
- 2017/02/10
- 更新日
- 2017/02/10
ちょっといい話
本校の西側に小さくそびえ立つ山、三角山が学校を見下ろしています。
冬休みが明けた1月10日、全校を縦割り班にし、この三角山に登山をしました。この三角山の山道は、11月、地域の皆さんや子どもたちによって整備が行われました。大人の人は、杭(くい)やスコップを持って登り、滑るところには杭を打ち、階段を作って整備してくださいました。子どもたちは、たくさんの落ち葉で滑りやすい坂道を箒(ほうき)できれいに掃きました。地域の方や子どもたちのお陰で山道が登りやすくなっていました。
今年度は、新緑の5月にも登っており、その時は、山頂で一年間の目標を誓いました。今回は、将来の夢を誓い、そのために、今、自分は何をしたらいいのかを具体的に子どもたちが考えました。寒さが厳しかったですが、一歩一歩頂上目指して登りました。頂上に着く頃には、汗ばむほどで、風を心地よく感じました。1時間もすると頂上に着きました。木々の間から学校が見え、思わず「ヤッホー」と叫びたくなりました。ある子は、「きっとぼくたちの声、学校まで聞こえるね」とうれしそうに、学校がある萩野の里を見つめていました。
いよいよ将来の夢を誓います。全校生徒が、萩野の里に向かって大声で誓いました。この三角山で叫ぶことは、応援してくれている地域の皆さんに誓いを立てることでもあります。今回は、一緒に登っていただいた地域の方や先生までも、大きな声で一年の誓いをしました。すがすがしい気持ちをもって下山しました。