モラルBOX日記

【春日井市立西山小】西山っ子のちょっといい話

公開日
2017/03/14
更新日
2017/03/14

ちょっといい話

 西山小学校では年間を通して、なかよし班(縦割り班)活動に盛んに取り組んでいます。なかよし班活動の最終行事となる、なかよしフェスティバルの時のことです。各会場では、なかよし班ごとに分かれて、みんなが楽しめる遊びコーナーを企画しました。店側とお客に分かれて、それぞれ回りながら楽しむ活動です。移動は、なかよし班で校舎内を移動します。
 そんな中、一人の一年生の子が「リーダーがいなくなっちゃった・・」と泣いて先生の所へ助けを求めてきました。「リーダーの名前は誰なの?」と尋ねると、「○○さん」と言いました。それを、近くで聞いていた、別の班の六年生が「その子なら知っている。○○の会場にいたよ!先生、僕が責任をもって連れていきます!」と言って、一年生の子の手をさっと取り、手を引きながら歩いていきました。安心させようとしてか、歩きながら一年生の子の肩をポンポンとしてあげたり、背中に手を添えてあげたり、何とほほえましい光景でしょう。
 無事、リーダーに送り届けると、何と、その一年生の子にハイタッチ!こんな六年生の姿を見て、下級生は成長していきます。こんな子どもたちがいてくれることが、西山小学校の自慢です。