【日進市立日進西中】“ネットのコミュニケーション”でトラブルを防ぐためには?
- 公開日
- 2017/03/23
- 更新日
- 2017/03/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
日進西中学校では、SNSなどネット上でのコミュニケーショントラブルを防ぐために、静岡大学から講師を招いて「情報モラル講座」を実施しました。実際の場面に即した参加型の講座ということもあり、充実した講習となりました。
最初に考えたのが「炎上事件」。全国で報道されたような事件から、身近な事件まで例を挙げながら、問題点を考えることができました。
次に、あるツイートの投稿を例に問題点を考えました。ここからはグループ学習です。各クラス4〜5人のグループを作り、意見交換をしました。投稿は一見何も問題がなさそうなものばかりでしたが、ここで学んだのは「情報が蓄積されると、その人の生活スタイルが見えてしまう」ということです。1回の投稿に注意を払うだけでは、不十分だということが分かりました。
次は、大人気SNSのLINEです。LINE Corporationと静岡大学が共同制作しているカード教材を使って学習を進めました。「言われて嫌だなと感じる言葉」や「LINEでされたら嫌なこと」をランク付けしましたが、生徒たちの回答にはばらつきがありました。「人によって嫌なことは違う」ということを学びました。
1時間の講習はあっという間に終わってしまい、生徒たちからは「楽しかった」「もっとやりたかった」という声が聞こえました。SNS利用者が年々増えている中、ネットとの上手な付き合い方を学ぶことができたと思います。