【高浜市立高浜小】明るい心を活用した情報モラル教育
- 公開日
- 2017/03/27
- 更新日
- 2017/03/27
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
今年度、3年生以上の学年で、副読本である「明るい心」を活用した情報モラル教育の実践をしました。
◆「3年生」・・・とどいた広こく(節度・節制)
偶然使ったインターネットのサイトで、ゲームソフトが無料でもらえるというバナーをクリックし、氏名と住所を入力してしまうというお話です。節度・節制を心がける内容ではありますが、授業の最後にインターネットの使い方についても話をしました。一般的によく使われる検索エンジンのページにも広告が貼られており、パソコンでその画面を紹介しながら、むやみにさ触らないということを伝えました。
◆「4年生」・・・あなたはどう思う?(思いやり・親切)
グループ日記に友達の悪口が書かれてあるのを見つけた、友達がいやな呼び名で呼ばれてしまった、というケースにおいて、それぞれ自分はどう思うかということを話し合いました。「悲しい気持ちになる」「友達が傷つくところを見たくない」「自分が言われたらどうしよう」などの気持ちを発表しました。それらの気持ちを踏まえて言葉や絵をかくとき、みんなの前で話をするときに気をつけることを発表し合いました。
「自分ではいいと思っていても、相手が嫌な気持ちになるからもしれないから気を付ける」など、相手を考えた意見が出されました。
◆「5年生」・・・正しく使えば便利な道具(節度・節制)
道具を正しく使うことで生活は便利になり、道具を正しく使う義務があるということを最初に話し合いました。そして、自転車に乗っているときに持っている携帯電話が鳴ってしまったとき、撮影禁止のマークが出ている動物園でかわいい動物の写真を撮りたくなったときの二つのケースについて、自分ならどうするかということを発表しました。授業の最後には友達の写真をむやみにLINEなどにあげるのもいけないことだということを話し、肖像権の侵害についても紹介をしました。
◆「6年生」・・・メールの返信(信頼・友情)
午後9時以降はメールが使えないという約束があるユミと、ユミに対し悩みを聞いてほしいと夜遅くにメールを送る友達ナナ。その心のすれちがいを取り上げた物語です。
「私たち親友だよね?ちょっとユミちゃん冷たくない?」というナナからのメールが送られてきたユミの気持ちを考えることで、友達という言葉の意味について考えました。また、相手が見えず言葉のみが伝わるメールの怖さについても「ナナがどんな口調や表情で言っているのか分からないから怖い」と言う意見が出ました。携帯電話やスマートフォンのルールは学校でもよく取り上げます。授業の最後にもルールを確認し、適切な使い方についての話をしました。