モラルBOX日記

【豊田市立松平中学校】情報の記録性、公開性

公開日
2017/09/08
更新日
2017/09/08

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 授業に先立ち行ったアンケートによると、クラス30名のうち家庭にインターネット接続環境がある生徒が28名でした。つまり、ほとんどの生徒がパソコン、スマートフォン、携帯電話、タブレットなど何らかの方法で日常的にインターネットを利用しています。このように、情報機器は生徒にとってとても身近なツールとなっています。
 しかし、生徒に聞いてみると「無料通話アプリで友達に気軽に送ったメッセージが思わぬ誤解を招いてしまった」「あるインターネットのサイトを開いたら突然カウントダウンが始まり、慌ててそのサイトを離れようと思ったが、閉じることができずに大変怖い思いをした」などのトラブル報告がありました。
 そこで、豊田市教材データベース「POTETO」の「情報化社会の新たな問題を考えるための教材」から「SNS等のトラブル」の動画を見ました。その後、過去にあったSNSに関係する事件について具体的に知りました。
 生徒からは「一度拡散してしまった画像は回収できないなんて、とても怖い」「友達の写真をアップするときは友達にちゃんと許可をもらわないといけない」「いたずら程度の軽い気持ちでやったことが自分の将来をめちゃくちゃにしてしまう」などの意見がでました。
 最後に、インターネットにアクセスして、自分の名前を検索エンジンに入れて検索してみる活動をしました。すると、思いがけず自分の部活動での成績が出てきたり、自分と同姓同名の有名人を発見して驚いたりして活動が盛り上がり、現在は何のトラブルもないことを確認し、安心することができました。