モラルBOX日記

【一宮市立貴船小学校】ペア学年での交流

公開日
2017/09/08
更新日
2017/09/08

ちょっといい話

 本校では、1・6年生、2・4年生、3・5年生でペア学級をつくり、それぞれペアの子と交流する活動を行っています。
 各学期には「なかよし遊び」があり、グループに分かれて遊びます。高学年は、低学年が楽しめるように遊びを考えて計画し、準備をします。なかよし遊びの当日には、移動のときに手をつないだり、優しく言葉をかけたりながら、高学年が低学年のためにがんばる姿が見られます。低学年は、高学年の優しさを受けながら楽しそうに遊んでおり、ほほえましく感じました。
 4年生にとっては、1学期のなかよし遊びは初めての高学年としての活動となりました。活動を終えて、「今までは遊びを考えてもらっていたけれど、初めて遊びを考えてみて、ペアの子を楽しませるのはむずかしいことなんだとわかりました。今まで遊んでくれていた年上の子たちはすごいなと思いました。」「楽しかったと言ってもらえてうれしかったです。次のなかよし遊びもがんばりたいです。」といった感想がありました。低学年と接することによって、高学年は、高学年としての自覚をもち、心が成長していく様子が感じられます。低学年のときには、高学年から優しさを受け、高学年になったときに低学年に優しさをもって接していくこの活動は、優しさのリレーのようで、大変心が温まる活動です。