モラルBOX日記

【津島市立高台寺小学校】 学校・地域の連携による防災訓練

公開日
2017/11/28
更新日
2017/11/28

ちょっといい話

 11月11日(土)、自主防災会、消防団、防災津島の会、子供会、PTA、校区コミュニティ推進協議会の協力のもと、高台寺小学校区の小中学生、住民約600名が参加して防災訓練が行われました。
 まず、小中学生と地域住民が町内ごとの集会所等に集まり、防災設備の確認をしながら、安全な経路を通って小学校へ避難しました。ランドセルを背負ってのふだんの登下校と違い、大人とともに学校に急ぎ足で歩いてくる姿には、訓練への真剣さも感じられました。教室に入った低学年、中学年は保護者とともに、新聞紙で防災スリッパを作ったり、耐震実験教材「ぶるる」で建物の揺れについて学んだりしました。また、親子で防災ビデオを視聴し、いざというときのための備えを考えました。「我が家の日頃の備えは大丈夫か」と教室で家族会議もはじまっていました。高学年は地域住民とともに、高所避難・煙体験、炊き出し訓練、避難所想定訓練、搬送訓練、応急手当の五つに分けた訓練に順番に参加しました。毛布で担架を作ったり、ビニール袋で三角巾を作ったりした児童は、「搬送や手当に代用できるものをたくさん知ることができ、ずっと覚えておきたい」と、災害時に役立つ生活用品を学びました。
 本校は、「自分の命は自分で守る」ことのできるよう、学校、家庭、地域が一体となって、安全・安心な学校づくりに努めています。子供たちには、今回のような地域ぐるみの訓練を積み重ね、「自分」はもちろん「家庭」「地域」を守る人に育っていってくれることを願っています。