モラルBOX日記

【幸田町立幸田小学校】 情報モラルに関する道徳の授業実践

公開日
2018/02/28
更新日
2018/02/28

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、心の教育の一つとして、授業参観に道徳の授業を一斉公開し、保護者や地域の方に道徳教育についての理解を促す機会として位置づけています。その際、授業公開後に家庭での実践を意識していただけるように、事前に授業のねらいを保護者に伝えています。
 今回6年生は、子供たちの多くがふだんから情報機器を扱っている実態をふまえ、相手の立場を考えた友達同士のよりよい関係について考えるとともに、情報機器を使う際のマナーやルールを考える授業を実践しました。落ち込んでいる友達を励まそうとメールを送信したのだが、その文章を読んだ友達は、逆に落ち込んでしまったという資料から、どのようなことに気をつけるとよかったかを話し合いました。子供たちからは、「相手を傷つけないように文章を考えるとよい」「自分が送られて嫌な内容は、送ってはいけない」などの意見が出ました。メールでは、直接反応を確かめることができない分、相手のことを考えて文章を打ち、より慎重に送信することが大切であることに気づくことができました。また参観していた保護者からは、「友達同士だけでなく、親子の間でも無料通信アプリなどでコミュニケーションをとる機会が増えており、子供の成長に合わせて親もしっかり学習していかなくてはいけないと感じました」「思春期に差し掛かり、コミュニケーションに関する悩みも増えると思いますので、しっかり子供の相談相手になれるよう心がけていきたいと思います」などの感想が寄せられました。情報モラルについて、家族でも考えるよい機会になりました。

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