モラルBOX日記

【大府市立大府小学校】毎日のおいしい給食に感謝を

公開日
2018/03/15
更新日
2018/03/15

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 1月末に、「給食感謝の会」が開かれました。本校を含む大府市内の小中学校は自校式の給食を毎日おいしくいただいています。早朝から調理員の方が給食室で児童約820名分の給食を7人で作っています。野菜を洗うところから、下ごしらえに加熱などの処理、味付け、分量を考えて各学級に分けるところまで全てを少数精鋭で行っています。なかなか日頃見られない栄養教諭と調理員の方の努力に対して、毎年1月末のこの時期に全校児童が感謝の気持ちを伝える会を給食委員会が主催して、開いています。ここで調理員の方から児童へ向けた手紙の一部を紹介します。

「私たちには一番心がけていることがあります。それは、みなさんに安心して食べてもらえる安全でおいしい給食を作ることです。
 まず、野菜は大きな水槽を使って、お水で3回ずつ洗います。キャベツなどは芯を取って葉っぱをバラバラにして洗います。虫やごみがついていないか、目で確認しながらしっかり洗います。
 調理中は温度をよく計ります。中心温度計という特別な温度計で決められた温度に上がっているか確認しています。これは、食中毒などの発生を防ぐためにやっています。
 エプロンも7種類もあって、仕事の内容によって何回も付け替えて作業しています。そのときにも必ず手洗いをしていますが、給食室には手洗いする場所がたくさんあってすぐに手を洗うことができ、きれいな手で安全な給食を作ることを心がけています。
 そして、私たちは手や指にけがや傷ができたときには、必ずゴムの手袋をします。これは、ばんそうこうなどが取れてしまったり、傷口からばい菌などが給食に入らないようにしたりするためです。
 おいしく作るためには、味見を必ずします。そして、温かい料理は温かく食べてもらえるように、サラダやあえ物など冷たい料理は冷たく食べてもらえるように、時間などを見て、いろいろ工夫しながら作っています。
 このように、いろいろなことに気を付けながら一生懸命作っている給食なので皆さんには残さず食べてもらえるとうれしいです。これからも皆さんに喜んでもらえるような給食を作っていきたいと思っているので、楽しみにしていてください。
 今日は本当にありがとうございました。」

 調理員の方の児童への思いが今後も給食を通して伝わり、それに対して日々感謝し、心の交流が今後もできるとよいです。