モラルBOX日記

【碧南市立日進小学校】 『師匠』から『弟子』へ

公開日
2018/04/16
更新日
2018/04/16

ちょっといい話

 日進小学校では、6年生が『師匠』、5年生が『弟子』となり、運動会やみどりの学校などの学校行事を通して、互いに教え合っています。また、1・6年、2・4年、3・5年がペアになり、日常的に活動しています。5年のみどりの学校で、ちょっといい話を聞きました。みどりの学校のキャンプファイヤーで、トーチを使った踊り「火の舞」の練習での出来事です。

(児童の感想)
・「火の舞」の練習が5月半ばから始まりました。最初の3日間は、6年生の『師匠』に技を教えてもらいました。「8の字」という技が難しく、左右の手をずらすタイミングがなかなかつかめませんでした。でも、『師匠』が「最初に手を合わせてやってから、少しずつずらすとできるようになるよ。」とアドバイスをしてくれたので、その通りに練習したら、きれいにできるようになりました。
 6月9日、点火練習の日がやってきました。練習でトーチ棒に火をつけました。最初は火が怖くて不安だったけど、トーチ棒を回しているうちに慣れて、楽しくなってきました。見に来てくれた『師匠』に「上手だったよ」と声をかけられ、とてもうれしかったです。
 みどりの学校のキャンプファイヤー当日は、練習と違い、日が落ちて辺りは真っ暗です。私は、火のついたトーチ棒を思いっきり回しました。少し横を見たら、トーチ棒の炎がつながってきれいな輪のように見えました。部屋に戻ると、みんなから「すごかったね。」と声をかけてもらい、とてもうれしかったです。「火の舞」に挑戦したことは、心に残る最高の思い出になりました。