【蒲郡市立大塚中学校】 スマホ・ケータイ安全教室
- 公開日
- 2018/07/09
- 更新日
- 2018/07/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
蒲郡市立大塚中学校では、6月8日(金)に全校生徒を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。講師の先生をお迎えし、「インターネットを安全に利用するために」という演題で、生徒参加型の講演をしていただきました。
講演の中では、実際に起こった「ワンクリック詐欺」「無料通信アプリがきっかけとなった仲間外れ」「自撮りした裸の写真を送信してしまった」などの七つの事例が紹介されました。自分が事例のようなことに巻き込まれる可能性があるかないかをワークシートに記入したり、グループで話し合ったり、全体の場で意見を出し合ったりしました。講演の中で、このような生徒自身が参加する活動を入れたことで、積極的にインターネットに潜む危険について考えたり、今の自分のインターネットの使い方を見直したりすることができました。
生徒の感想では、「インターネットは、くもの巣のようにすべてがつながっている。一度インターネット上に掲載した画像や悪口は、回収することができない。悪ふざけで投稿したではすまされない」「上手に使えば便利な道具だけど、詐欺などの危険性も潜んでいる。困ったときは、親に相談したい」「無料通信アプリをやりすぎている。授業中、眠たくなることがある。『おやすみ』の言葉を送信して、終わらせるタイミングをつかむとよいと思った」「スマホをはなせなくなっている。時間を決めてやらないと、体調を崩してしまうことがわかったから、今後直したい」「友達が送ってきた無料通信アプリの言葉がきついと感じた時は、面と向かって理由を聞きたい。自分が意味を取り違えているかもしれないし、相手が間違って送ってしまったものかもしれない。みんなで仲間外れにするのはやめたい」などがありました。
「インターネットとは、『よりよい社会を求めて、ボランティア精神で開発してきた』『犯罪の道具ではない』『相手や自分を傷つけるものでもない』『インターネット技術を使って人の役に立つ仕事ができる人になってほしい』」と、講師の先生が最後を締めくくった言葉を、生徒たちが心に染み込ませながら聞き入っていることを感じました。インターネットを正しく使いこなせるきっかけづくりとなりました。