モラルBOX日記

【刈谷市立富士松南小学校】逢妻川の環境調査をして

公開日
2018/11/02
更新日
2018/11/02

ちょっといい話

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 本校の学区には、逢妻川に面した刈谷総合運動公園があり、河川敷では、休日にバーベキューをする人たちがたくさんおり、にぎわっています。
 4年生では、総合的な学習の時間を使って逢妻川の環境調査を行い、そこから自分たちの身の回りの環境を守ることについて考える学習をしています。環境調査では、川の水の透明度の測定やパックテスト(簡易水質検査)をしました。また、川の中に入り、どんな生き物が生育しているかも調査をしました。その結果、子供たちは、フナ、ヨシノボリ、ヌマエビなどたくさんの種類の生き物が生息していることに気付きました。
 このような環境調査を行っているうちに、河川敷には、バーベキューで使ったと思われる缶詰めや飲物の空き缶、ライターなどがたくさん落ちていることに気付きました。また、中には、タイヤやトタンなどの大きなごみもあり、子供たちは驚きの声をあげました。
 そこで、たくさんの生き物が住む逢妻川の環境を守るため、自分たちでゴミを拾う活動を行うことにしました。環境調査後の感想には「ごみは、水や自然を汚くしてしまうので、たくさんの生き物が住めなくなります。ぼくはそのようなことはしてはいけないと思いました」「最初は、ごみがいっぱいあったけれど、ごみを拾って、少なくなったのですっきりしました。きれいな河川敷がいいです」と書かれていました。
 実際に見て、体験することで、環境を守るために自分はどうしていくとよいのかに気付く活動になりました。逢妻川での活動をきっかけに、自分たちの身の回りの環境について目を向け、環境を守るために自分たちにもできることを考え、実行していく子供を育てていきたいです。