【南知多町立豊浜中学校】福祉実践教室での学び
- 公開日
- 2018/11/05
- 更新日
- 2018/11/05
ちょっといい話
豊浜中学校では、毎年「福祉実践教室」を行っています。今年度は10月25日(木)に開催しました。
はじめに、講義1として、全校生徒が、聴覚障がいのある方からお話を聞きました。「普通ってなんだろう?」という問いかけに、生徒は真剣に頭を悩ませ、考えている様子がありました。
その後、講義2として、学年ごとにコースに分かれて活動を行いました。1年生の認知症サポーターコースでは、「認知症」と「もの忘れ」の違いについてのお話を聞いたり、グループごとに協議をしたりして、認知症への理解を深めました。2年生の手話コースでは、事前に考えた質問に答えていただいたり、ジェスチャーゲームや、簡単な手話を学んだりしました。3年生のガイドヘルプコースでは、アイマスクをして、目が見えない状況を体験したり、障害物のあるコースを安全に誘導したりする体験をしました。
今回の「福祉実践教室」を通して、障がいのある方への理解を深めることができました。生徒の振り返りには「支え合うことの大切さが分かった」「障がいをもっている人に対するイメージが変わった」「困っている人がいたら自分から声をかけられるようになりたい」という意見が多くありました。
今後は、道徳の授業でも思いやりについて考えを深めたり、総合的な学習の時間で老人ホームを訪問したりして、福祉に関する理解を更に深めていきたいと思います。