【津島市立西小学校】道徳科の授業「知らない間のできごと」
- 公開日
- 2018/11/05
- 更新日
- 2018/11/05
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
休み時間、子供たちと話をしていると、「おもしろい動画を見たよ」「スマートフォンのゲームを、毎日やっているよ」という声をよく聞きます。インターネットやスマートフォンが当たり前となった今、子供たちが情報モラルをきちんと身に付けることは大切なことです。
情報モラルと、相手の立場に立って考える気持ちを養うため、「知らない間のできごと」という資料を活用して、道徳科の授業を行いました。この話は、メールで転入生のことを憶測で伝え、それが間違った内容であるにもかかわらず、たくさんの人に伝わってしまうという話です。自分が送ったメールが原因で、転入生を苦しめていることに気付いた主人公の気持ちについて、みんなで考えました。「自分のせいだ」「ごめんねとすぐにあやまる」という意見とともに、「転入生の心の傷は消えない」「思い込みで物事を進めていくのはいけない」という意見も出てきました。
そこで、「どうするとよかったのだろう」と問い返してみると、「メールなんかじゃなくて、顔を見て話せばよかった」「メールは便利だけど、伝えたいように伝わらない」「やっぱり顔を見ないと、表情や気持ちが伝わらない」という意見がたくさん出てきました。
この話合いを通して、自分の気持ちをきちんと伝える大切さ、そのためには相手の気持ちを理解すること、表情を読み取ることの大切さに気付くことができました。