【愛西市立北河田小学校】「相手の立場に立って」—車いす体験を通して—
- 公開日
- 2018/11/09
- 更新日
- 2018/11/09
ちょっといい話
10月30日(火)に、「福祉実践教室」を開催しました。3年生から6年生までが、「ガイドヘルプ」「車いす体験」「点字」「認知症」について学習しました。その中で4年生は、「車いす体験」を行いました。講師の説明を聞いて体験を始めたところ、「楽しい!でも自分で動かすのはちょっと難しい」などと話していましたが、体験が終わるころには違う感想をもっていました。「押してもらうときに、急に動き出すとびっくりして怖かった。でも、『押すよ』と声をかけてもらうと安心しました」「段差を越えるときは、前のタイヤが上がるので怖かったけれど、後ろの人を信頼して背中を背もたれに付けていると、簡単に段差が越えられました」「自分が車いすを押す番になったら、『押しますよ』と声をかけて、優しく出発しようと思いました」
このように車いすを押す側、押される側の両方を体験することで、感想に変化が表れたようです。講師から「みんなの顔や身長や得意なことなどそれぞれ違いがあるよね。その違いを認め合って相手のことも考えられる人になれるといいね」とメッセージをいただき、深くうなずく児童の姿が印象に残りました。