【愛西市立八開中学校】情報化社会の中でうまく過ごすために大切なことは何かを考える
- 公開日
- 2018/11/09
- 更新日
- 2018/11/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
多くの生徒が慣れ親しんでいる情報端末機器は、便利な一方で、トラブルのきっかけになる危険性をはらんでいます。また、使用する場所が家庭であることが多いため、生徒自身の情報に対する知識やマナーに対する意識を高めることが大切です。そこで、3年生の道徳で、情報モラルの授業を行いました。
「明日をひらく」に掲載されている資料「美奈のプロフ」を活用し、SNS上でのコミュニケーションの在り方について考えました。みんなもやっているから大丈夫だろうと、両親との約束を破って始めたSNS上でのやりとりに没頭する主人公でしたが、見知らぬ人から連絡がくるようになり、不安を感じるようになりました。そのことが、両親に知られ厳しく注意されたことで、SNS上でのやりとりの恐ろしさや難しさに直面するとともに、大事なことに気づきます。授業では、主人公が気づいたことを確認しながら、これから自分自身が情報端末機器をどう活用していくべきかを考えさせました。
生徒からは、「自分だけでなく、友達も怖い目に遭うかもしれないということを心にとめておきたい」「インターネットはとても近くにいて、自分の発言一つでも、世界中の人が見ている。そういうことを分かっているつもりでも、分かっていないのが怖い」「自分は何とも思っていなくて行動したことが、後から悪い方へと発展しないために、危険だということをもっと自覚しなければいけないと思った」「周りをよく見て、よいこと悪いことをしっかり区別できるようにすることが大切だと思った」「インターネットを、何のために使っているのかをハッキリさせておくことも、自己防衛につながると思った」などの意見が出され、情報端末機器との関わり方について見つめ直すことができました。
今後も、正しい知識とマナーをもって情報端末機器を扱うことができる力を、高めていきたいと考えています。