【津島市立南小学校】老人ホームとの交流
- 公開日
- 2018/12/04
- 更新日
- 2018/12/04
ちょっといい話
本校は、春と秋の年に2回、市内にある老人ホームとの交流を長年続けています。
春の交流では、新1年生が遠足で老人ホームを訪問し、歌とよびかけの発表を行いました。音楽の授業で覚えた歌を4曲と、本校の歌「あつまれ南っこ」を元気よく歌うことができました。老人ホームの方々も、手拍子を打ちながら、子供たちと一緒に歌ってくださいました。発表が終わると、「おばあちゃんが、『元気が出たよ、ありがとう』って言ってくれてうれしかった」「おじいちゃんとおばあちゃんが、にこにこしていてよかった」など、うれしそうに話す子供たちの姿が見られました。
秋の交流では、老人ホームの方々を学校に招待して「ふれあい給食」を行いました。お年寄りの方に楽しんでもらえるように、給食委員が中心となって9月から準備を始めました。10月の委員会の時間に、給食委員の子供たちが作った招待状を、自分たちで老人ホームへ届けに行きました。そこでは、当日の予定を伝え、給食メニューについての説明をしました。今回のメニューは、「フルーツサンド」だったので、食べ方の説明を丁寧にしました。老人ホームの方々は、毎年楽しみにしているそうで、子供たちの話を笑顔で聴いてくださいました。
「ふれあい給食」当日は、2、4、6年の各クラスで、3〜4名の老人ホームの方と給食を食べました。お年寄りの方を囲んで食べる給食の時間、緊張している子供たちが多く、戸惑っていましたが、「今日の給食は、おいしいですか?」と子どもが質問をすると、「パンのメニューはあまり出ないから、今日はパンが食べられてうれしいよ」「パンはすきですか?」と給食の話題から会話が弾んでいきました。また、お年寄りの方が、昔の写真を持ってきてくださり、思い出話をしてくださる場面もありました。そして、給食を食べ終えると、歌やダンスの発表、クイズ大会などを行い、最後にプレゼントを渡しました。老人ホームの方から「ありがとう。とっても楽しかったよ。本当にありがとう」と何度も声をかけていただき、子供たちもとても喜んでいました。
今後も、老人ホームの方々とのふれあいを通して、お年寄りを敬う気持ちや、優しく接する心を育てていきたいと思います。