【豊田市立小原中部小学校】どれを信じるべき? SNS
- 公開日
- 2019/01/08
- 更新日
- 2019/01/08
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校は、全校49名の小規模校です。自分専用のスマートフォン・タブレット・携帯電話等の情報機器を持っている児童は少ないのが現状です。しかし、親のものを借りたり、ゲーム機を使ってインターネット接続をしたりする児童が多くみられます。
そこで、6年生を対象に、最近のSNSによる「なりすまし・迷惑メール」について学習をしました。いくつも並ぶメールの文面から、どのメールが「なりすまし・迷惑メール」なのかを考えました。子供たちは、地震速報や義援金を呼びかけるメールを本物だと考えました。しかし、その中にも「なりすまし・迷惑メール」があることを知り、言葉を失っていました。
「どのメールを信じてよいのか分からない」「どうしてそこまでしてメールを送るのか」という危機感や疑問が生まれました。そして、「差出人不明のメールは開かない・返信しない」という被害を防ぐ第一歩を確認することができました。
今後は、時事問題に着目していき、タイムリーに情報モラルの現状を把握できるようにしていこうと計画しています。現状を知ることが、SNSでの被害に遭わない第一歩であると考えています。