モラルBOX日記

【春日井市立不二小学校】インターネット上のやりとり

公開日
2018/12/20
更新日
2018/12/20

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校の4年生は、女子の約4割が、無料通信アプリを利用しています。自分専用のスマートフォンを持っている児童は、まだ少数ですが、親のスマートフォンを借りて、SNSを使い、ふだんから友達との遊ぶ約束をしています。これは、子供たちにとって、ごく日常的な生活スタイルとなっています。
 また、男子は、スマートフォンの使用は、ほとんどありませんが、多くの児童が、自身所有のゲーム機の通信アプリを利用して、友達とチャットで情報交換をしています。
 そこで、12月に、4年生で、「インターネット上のやり取り」という教材で授業を行いました。内容は、発信者のメール上の文字だけでは、受取り手の解釈の違いで誤解が生まれるというものです。友達からのメール「うさぎのキャラクターは、かわいくない」というメッセージに対して、受取り手が「かわいいと思わない?」(同意を求める)と「全くかわいくない、不細工!」(断定)の2種類の受取り方ができます。では、自分のメッセージを相手に正しく伝えるにはどうしたらよいのかを各自で考え、隣同士で相談しました。その結果、「分かりやすい文章にする」「疑問文や否定文をきちんと使い分ける」「?や!などの記号を使う」「送信する前にもう一度読み返してみる」などの意見が出されました。
 児童一人一人が、よりよく生きるために、今後も情報モラルについて、真剣に考えていきたいと思います。

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