【大府市立大府中学校】地域の祭りを支える
- 公開日
- 2019/01/08
- 更新日
- 2019/01/08
ちょっといい話
大府市立大府中学校の生徒は、一年を通じて様々なボランティアに参加し、三つの地域コミュニティとの連携を深めています。
春に行われる「大倉公園つつじまつり」をはじめとして、各地域の運動会や公民館まつり、大府駅前の緑化活動など、数多くの催物で地域の大人たちとともに役割を担っています。
特に、8月に大府駅前で行われる「大府夏まつり」では、延べ200人以上の生徒が、ボランティアスタッフとして会場で活動しました。参加者の誘導や会場整理を行う「イベント班」や、会場のごみ拾いやごみの分別を行う「クリーン班」だけでなく、祭りを盛り上げる「盆踊り班」や「太鼓班」としても多くの生徒が参加しました。
夏休みが始まると、「盆踊り班」の生徒は公民館で行われる講習会に参加し、「大府ばやし保存会」の方々から直接振り付けを教わりました。また、「太鼓班」の生徒にも、地域の祭りで長年太鼓を担当している方が何人も学校へ来て、1週間にわたって毎日2時間、手取り足取り教えてくださいました。本校在学中に「太鼓班」を経験した卒業生たちも手伝いに来ていました。
祭りの当日は、浴衣姿の「盆踊り班」と法被姿の「太鼓班」が、駅前に設けられた大きなやぐらの上で練習の成果を披露しました。大勢の観客からの注目を浴びながら、一般参加者とともに盆踊りを楽しみました。
中学生の頃のボランティアをきっかけに、卒業してからも地域の一員として地域の活動に関わり、伝統を受け継いでいってほしいと思います。