【豊田市立東保見小学校】外国人児童とのかかわり
- 公開日
- 2019/01/29
- 更新日
- 2019/01/29
ちょっといい話
本校の学区内には、県営・公団住宅があり、たくさんの外国の方々が暮らしています。児童も全体の2割程度が外国人児童です。一年の内に何人もの外国人児童が転入してくることも度々あります。
先日も2年生の学級に、一人の外国人児童が体験交流にやってきました。数か月後には、その学級に正式な仲間として入る予定です。まだ、日本語は自己紹介程度しかできません。緊張して固まっているその子に対し、外国の子供たちは、母国語でかかわり、積極的に交流で行った遊びの説明をしていました。日本の子供たちも、ジェスチャーをつけてゆっくりと日本語を話しながら、仲よくしようする姿がありました。子供たちの新しい仲間を温かく迎え入れようとする「やさしさ」を感じた時間でした。
また、体験交流後、廊下で保護者を待っていたところ、高学年の日本人児童が、その子に向けて「こんにちは!」と元気よくあいさつしていました。すると、その子はあいさつを返すだけでなく、その後すれ違う先生、子供たちに「こんにちは!」とあいさつをするようになりました。慣れない環境の中、子供たちの行動から学びとる姿を見て、とてもうれしくなりました。