【大口町立大口北小学校】 学校保健委員会~「命はそんなにやわじゃない」杉浦貴之先生講演会〜
- 公開日
- 2019/01/31
- 更新日
- 2019/01/31
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
12月5日に、「学校保健委員会」を行いました。今回は、命のマガジン「メッセンジャー」の編集長でシンガーソングライターの杉浦貴之先生をお招きして、「命はそんなにやわじゃない」という演題で講演していただきました。杉浦先生は、がんで余命宣告を受けながらも、自分の努力で様々な経験をして克服されました。
講演会は、自らの闘病生活などの経験をもとに、命の大切さや自分らしく生きることの大切さなどを歌も交えて分かりやすく話してくださり、参加した5、6年生の児童や職員、保護者の心に響く講演でした。講演の主なメッセージと話を聞いた児童・保護者の感想は以下のとおりです。
●あなたを大切に思ってくれる人が必ずいる。
●命はとても尊いものである。
●人は誰でも大きな可能性をもっている。マイナスな出来事もプラスに変えるように考え、行動していこう。やりたいことや夢を見つけたら、それに向かって努力し、実現していこう。
〈児童の感想〉
・ぼくは、自分なんてと思ったり、できないと思ったりしたこともある。今日の話を聞いて、できないじゃなくて、できなくてもちょっとは努力をしよう、努力してもっともっとがんばろうと思った。ぼくを大切にしてくれる人が何人かいることを考えると、もっと強く、もっと努力して生きていこうと思った。
・「生きているだけでいいんだよ」という言葉にとても胸をうたれた。マイナスをプラスにという言葉は、自分を成長させてくれるものだと思った。「ゆめ」というキーワードを忘れず、あきらめずに努力していきたいと思った。
〈参加保護者の感想〉
・死を乗り越えた人の言葉は、力強く入ってきました。命を大切にし、チャレンジすることのすばらしさを子供たちにも伝えていきたいと思います。
・子供が生まれたとき、「生きてさえいてくれれば、それでいい」と思ったはずなのに、今は、親として高望みをしてしまう自分を反省しました。
この講演を聞き、5・6年生の児童は、「自分の心や体を大切にしていきたい」と思うことができました。この気持ちをもち続けられるよう、学校や家庭で、児童の話をじっくり聞いて勇気づけたり、前向きに考えるよう支援したりすることなどに心がけていきたいと思います。