モラルBOX日記

【西尾市立佐久島小学校】島探検中のほんわかしたできごと

公開日
2019/01/31
更新日
2019/01/31

ちょっといい話

 本校は、三河湾に浮かぶ島にある唯一の小学校で、全校16名。複式3学級の小さな学校です。小規模特認校制度を利用して、6名が島外の自宅から通学しています。
 1、2年生は3名。保育園時代も一緒のクラスで過ごした旧知の仲です。生活科では、自分たちで決めた「佐久島すてきがいっぱい」をテーマに、島内にある素敵を求めて探検しています。
 先日、久しぶりに島の山間部を探検に行きました。その日の目的地は「王様のいす」や「日だまり庵」のある「日だまり広場」でした。以前探検した「北のテーブル」から少しずつ道が険しくなり、道が大木の間を通っていて、心なしか薄暗く感じるところにさしかかりました。子供たちは、少しずつ歩みが進まなくなり始めました。山道はきつく、しんどくなってきたのです。また、暗いところが好きではない子もいます。そんなとき、2年生のひとりが、「手をつなごうか」と言い、2年生が、1年生の左右の手を両側からつないで歩き出しました。そして、無事に「王様のいす」で記念写真を撮ることができました。冬空の下、ほんわかと心が温まったできごとでした。

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