【設楽町教育委員会】いのちの教育
- 公開日
- 2024/12/23
- 更新日
- 2024/12/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
設楽町では「①命の大切さを実感し、人も自分も大切にできる心を育む」「②虐待や自殺予防としての知識と意識の啓発」「③性・父性の涵養(かんよう)を目指す」「④自己の成長と周りの関係に気づき、将来の自分を想像する機会とする」を目的に、したら保健福祉センターとともに「いのちの教育」を実施しています。
小学校では、実際にエコーを用いて、おなかの中の赤ちゃんを見て、受精から胎児の成長、出産について学び、自分が赤ちゃんの頃、お母さんたちはどのような思いでいたのかなどの話を聞き、命の大切さや尊さについて学んでいます。
中学校では、1年生を対象に、性暴力の理解と被害にあわない対処方法について助産師より講和をしていただき、より良い人間関係を作る適切な距離感、相手を尊重した意思決定について学んでいます。3年生では、ミニパパママ体験学習を行い、赤ちゃんを抱っこしたり、一緒に遊んだりして、赤ちゃんと触れ合う機会を作っています。また、卒業に当たり、これまでのいのちの学習に対する振り返りを行い、将来について考える機会や、困ったときには相談することを意識づけられるように学習をしています。
この事業を通して、命の大切さを実感し、人も自分も大切にし、優しくできる大人になっていってほしいと思っています。