モラルBOX日記

【稲沢市立祖父江小学校】三世代交流会

公開日
2019/02/06
更新日
2019/02/06

ちょっといい話

 本校の行事の一つに、「三世代交流会」があります。お年寄りや保護者など、三世代にわたる人々と触れ合う機会をもち、これらの人々に対して敬愛や感謝の気持ちをもつことで、「豊かな心」の育成を図るというねらいのもと、祖父江地区まちづくり推進協議会に御協力いただき毎年行っています。
 今年度も、天候がよければ、例年通り「グランドゴルフ大会」を行う予定でしたが、当日は雨天だったため、体育館で「昔遊び体験」を行いました。「こま」「お手玉」「かるた」「羽子板」「けん玉」「竹鉄砲」の六つのブースを設け、児童は保護者やまちづくり推進協議会の方々とともに回り、和やかなムードの中、遊び方を教えていただきました。昔遊び体験後、給食を一緒に食べる中で、昔の遊びや昔の祖父江小学校についての会話に花が咲き、楽しいひとときを過ごしました。閉会式では、お礼の言葉の他、「はじめの一歩」と「校歌」の合唱を披露し、感謝の気持ちを伝えました。参加された方々から盛大な拍手をいただき、温かい雰囲気の中で会を終えることができました。行事終了後、児童の中には、昔遊びを自宅でも家族とやってみたいという声や、遠くに住んでいる祖父母を思い出して久しぶりに会いたくなったという声も聞かれました。
 地域のお年寄りの方々には、登下校での見守り活動や、持久走記録会での交通監視などで大変お世話になっています。また、2月下旬には、「三世代交流もちつき大会」も予定しています。三世代の交流を通じて、児童の中には地域の方々に感謝し、地域を大切に思う気持ちが育ってきているように感じます。核家族化が進み、児童がお年寄りと触れ合う機会も少なくなってきた中で、三世代が直接触れ合える行事を、今後も大切にしていきたいです。