【阿久比町立英比小学校】3年生での情報モラル授業実践
- 公開日
- 2019/02/28
- 更新日
- 2019/02/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
3年生の児童に、情報モラル教育の一環として、インターネット上の情報の取捨選択について考える授業をしました。
授業の導入では、「カマキリは何を食べるのだろう」という課題を提示し、その課題に対する発表として、A君は本を使って調べたことを発表したものを、B君はインターネットから得た情報で発表したものを提示しました。本で調べた情報に対して、インターネットで調べた情報は量が多く、本当かどうか疑わしいものを含めて提示しました。子供たちに、「二つの発表を見て、どう思ったか」を尋ねたところ、インターネット上の情報に対して「インターネットの方がたくさんのことが分かる」などの肯定的な意見と「インターネットの情報はうそのことがある。」という否定的な意見が出ました。そこで、「インターネットを使って調べるときは、何に気を付けて調べるとよいか」と聞くと、「人に聞いてみるといい」「自分で考えたり、実験したりしてみる」など、その情報が正しいかどうか調べるためにどうしたらよいかを考えた意見が出てきました。出てきた意見は教師が板書して分かりやすくまとめました。
最後に、、子供たちに実際に「カマキリは何を食べるのか」という課題をインターネットで調べさせました。インターネットから得た情報を隣同士で聞いたり、一つだけでなく複数のサイトで調べて検証したりする姿が見られました。今回の授業を調べ学習をする際などに生かしていってほしいと思います。
今後も様々な機会を通して、正しい知識や情報モラルを身に付けさせていきたいと思います。