【豊川市立国府小学校】助け合いの気持ちを育む「人権集会」
- 公開日
- 2019/03/28
- 更新日
- 2019/03/28
ちょっといい話
「障害のある人もない人もみんな同じで、自分でできることは自分でやり、困っているときは助け合う気持ちを育む」ことを目的として「人権集会」を行いました。講師に、静岡県立浜松視覚特別支援学校より五十嵐正吾先生をお招きしました。
内容は、児童から事前に出された質問に答える形が中心で構成されており、視覚障害者スポーツで用いられるゴールボールや卓球、遊びに使う点字のついたトランプの実物などを見せてもらうことができました。また、シャンプーボトルには凹凸があり、リンスとの見分けをつけることができるなど、身の回りにも視覚障害者への配慮があることを学びました。見えないので音を出して欲しいという講師の言葉をよく聞き、挙手ではなく拍手をするなどの配慮についても知ることができました。初めて見ること、知ることがたくさんあり、児童は関心を寄せていました。
○児童のふりかえり
・視覚障害者の人には、どう感じているのか、見えるかが障害のない私たちには分かりません。ですが、人ということには変わりがなく、それもまたその人の個性なのだろうと思いました。自分も障害について考えてみようと思います。
・五十嵐先生のお話を聞いて、目が見えない人には目が見えなくなってしまったからこそできることがあるんだなと思いました。目が見えなくてもつらいことばかりじゃなくて、楽しいこともあるとわかりました。生活の中でいろいろな工夫をしていて、五十嵐先生や目の見えない人はすごいんだなと思いました。
・目が不自由な方などが楽しめるようなスポーツがあり、パラリンピックで視覚障害者用のスポーツを頑張っている人がいるのはすごいと思います。そして、資料に視覚障害者との接し方のポイントがわかりやすく書いてあったので、もし視覚障害の人がいたらちゃんと接することができる人になりたいです。