【豊田市立広川台小学校】 正しい生活リズムのために 〜メディアコントロール〜
- 公開日
- 2019/06/03
- 更新日
- 2019/06/03
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
携帯電話やゲーム機などメディアを使うことが、小学生にとっても当たり前の時代になってきました。実際に、本校の児童も毎日のようにテレビやゲーム、携帯電話などを使っている児童が多くいました。そこで「正しい生活リズムで過ごすためにどうすればよいか」について、道徳科の教科書「カスミと携帯電話」の教材を活用して、話合いをしました。
(教材の内容)
カスミは、友達のレイナと夜遅くまでメールでやり取りをしていた。メールがとても楽しくて、ついつい「今日はもうやめよう」という言葉を言い出せない。夜ふかしが何日か続いたある日の全校集会の最中に、レイナが倒れてしまった。レイナの疲れ果てた表情を見て、カスミは、お母さんに携帯電話を返す決断をした。
(授業の様子)
「カスミが、携帯電話を返したことについてどう思うか?」についてみんなで話合いをしました。多くの児童は体調が悪くなってしまうから「返すべき」という意見でした。一方、家族でしっかりと話し合い、ルールを守って使うことができれば「返さなくてもよい」という意見も出てきました。話合いを進めていく中で、二つの共通点が見えてきました。
1.メディアを正しく使うには、楽しい気持ちに流されない強い意志が必要である。
2.一人でルールを決めるのではなく、家族とみんなで十分に話し合い、ルールを決め、そのルールが守れるように、家族みんなで協力することが大切である。
今回の授業を通して、メディアとの正しい付き合い方について考えることができました。