【知多市立旭北小学校】インターネットを使うときの約束
- 公開日
- 2019/08/08
- 更新日
- 2019/08/08
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
3年生を対象に、道徳科の教科書にある「それはだれの作ひん」の教材をもとに、インターネットを利用する際の約束、きまりについて話合いをしました。インターネットが身近になり、気軽に利用できる環境の中で、著作権や、個人情報についての知識が不十分である児童の現状や、家庭での使用について改めて考えるよい機会になればと考え、学校公開日に、保護者にも授業を公開しました。
本教材は、夏休みの課題に一生懸命取り組む主人公が、インターネット上で見た写真やグラフを無断で使い、自分の作品にしてしまうという話です。なぜ使ってしまったのかを考えた際には、「作品をよりよいものにしたい」「褒めてほしい」「いけないと知りながら、少しだけなら大丈夫」という主人公の心情に共感する声が多くありました。どのような理由があっても、規則を守ることの大切さや、便利さの裏にある怖さにも触れながら、話し合いをしました。中には、他人が作ったものを勝手に使ってはいけないということを知らない児童も少なくありませんでした。
今回の授業で、著作権の他にも、インターネットを使う上でのきまりには、どのようなものがあるか話し合うことができました。また、インターネットやオンラインゲームを利用する際に、気を付けたいことや、約束を考えさせ、その様子を保護者にも公開しました。「ゲームをするときに友達の個人情報を流さないようにする」と発表した児童もおり、今後、ますます活用の機会が増えるであろうインターネットについて、規則や約束事への意識付けができたと考えます。