【東浦町立片葩小学校】インターネットの落とし穴
- 公開日
- 2019/08/23
- 更新日
- 2019/08/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
6年生の児童を対象に行った事前アンケートの結果、クラスのおよそ半数の児童が、携帯電話やスマートフォン、タブレットPCを所有している状況から、6年生の児童にとって、インターネットは便利な道具であり、身近なものとなってきていると考えられます。しかし、便利な反面、インターネットにおけるトラブルは年々増えており、児童が巻き込まれる可能性が高くなりつつあります。
今回は、「インターネットの落とし穴」という教材を使用し、「自分の行動に責任をもち、節度をもって行動をする態度を育てること」をねらいとして、6年生で情報モラルについての授業を行いました。インターネットの掲示板に友達の悪口を書き込んだことから、友達を怒らせてしまう主人公の言動について考えました。グループで話合いを深めていきながら、児童は、誰でも簡単にトラブルに巻き込まれてしまうことに気づきました。そして、自分の生活を客観的に見つめ返し、「相手が見えないからこそ、言葉に気をつけるようにする」「書き込む内容に責任をもつことが大切」という意見を出し合いながら、節度をもって責任のある行動をする態度を身につけたり、インターネットを使用する際に、よく考えて行動することが、直接見えない相手の生活も守ることにつながると自覚したりしました。
そのほかにも、オンラインゲームや無料通信アプリについて、最近よく児童の話題に上がっています。児童がインターネットを安全に正しく使用し、生活がより豊かになるように、今後も、継続して情報モラル教育を実施していきたいと考えています。