【美浜町教育委員会】パラリンピック教育研修会の取組
- 公開日
- 2019/08/29
- 更新日
- 2019/08/29
県教委・市町村教委の取組(利用しない)
美浜町は、本町出身の幕末の漂流民「音吉」の縁から、「愛知万博1市町村1国フレンドシップ」を契機としたこれまでの小中学生の相互交流などが認められ、東京オリンピック・パラリンピックにおいて、「シンガポール共和国」のホストタウンとして登録が決定しました。
また、教育分野においては、次期学習指導要領にパラリンピック、障害者理解、心のバリアフリーのための交流が含まれています。本町ではこの機会をとらえ、今年度から、小学4年生、中学1年生において、本町に学舎を構える日本福祉大学の協力を得ながらパラリンピック教育の推進に取り組むことにしました。
そこで、実際に授業を行う教職員のための研修会を8月21日、日本福祉大学美浜キャンパスにて開催しました。講師には「I'm POSSIBLE」日本版事務局の後藤 陸 様を招いて、「パラリンピック教育を通じて伝えられること」と題して講演をいただきました。講演の前半では、国際パラリンピック委員会の公認教材である「I'm POSSIBLE」日本版教材に収録されているクイズなどを体験しながら、参加者はパラリンピック教育の意義を十分理解し、自らが今後実践する授業のイメージをもつことができました。また、後半は、「ボッチャ」を体験し、パラリンピックスポーツの魅力を肌で感じることができました。
パラリンピック教育を通じて、美浜町の子供たちが、他者を思いやる心を高めるとともに、強く生きることのすばらしさや努力することの大切さを感じてもらえればと期待しています。