【南知多町立篠島中学校】情報モラル教室
- 公開日
- 2019/09/25
- 更新日
- 2019/09/25
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
9月に、本校の情報アドバイザーを講師として、中学2年生を対象に、「情報モラル教室」を行い、SNSの危険性を学ぶ動画教材で学習しました。
内容は、職場での不謹慎な行動をSNSに投稿したことによって、損害賠償請求を受けたり、インターネット上で個人情報が公開されたりしてしまうというものです。
動画を見ながら、問題点を口々に発していました。動画の視聴後、講師の指導のもと、画面共有ソフトに自分の考えをまとめました。できあがったパソコンの画面をもとに、みんなの意見を読み合い、大切なことが表現されている部分の説明を受けました。その後、講師が、損害賠償にまで発展した実例をいくつか提示し、絶対に似たようなことを行わないよう強く伝えました。「悪いと分かっていて、なぜこんなことをするのだろう?」とつぶやいたことについて、学級全体で考えました。「SNS上でよい評価を受けたいから」「他にやることがないから」などの答えを考えました。さらに、その考えに至る原因を聞かれると、「現実世界で相手にしてくれる人がいないのかもしれない」と、問題行動の裏にある心のさみしさに気が付きました。
本時の活動を通して、インターネットのもつ公開性や記録性、また情報拡散の速さとそれらの不可逆性を学びました。さらにインターネットやSNSの利用方法について見直すきっかけにするとともに、問題行動を起こしてしまう心理状態にならないような人間関係の在り方を考えることができました。