モラルBOX日記

【豊川市立金屋小学校】4年生道徳科授業「カマキリ」の実践

公開日
2019/12/03
更新日
2019/12/03

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10518459?tm=20240815153205

 本校では、家庭内で、インターネットを使用している児童が増えています。アンケート結果から、4年生では、全体の88%ということが分かりました。また、個人情報の大切さについては、「あまり知らない」「知らない」と回答した児童が、全体の54%ということが分かりました。そこで、資料「カマキリ」を用いて授業を行い、個人情報について学びました。
 資料は、仲間と新聞作りをしている「ぼく」が、情報を探している過程でインターネットに、個人情報を入力するかどうかでもめ、友達からの誘いを断りきれずに名前を入力してしまうという内容です。そこから、個人情報について知り、インターネットを利用する際の自分のきまりを考えました。
 導入では、正しいと思ったけれど行動できなかった経験を出し合いました。話合いの中で、分かっているけれど誘惑に負けて行動できなかったり、楽しいからだらだらと続けてしまったりしていまうなどの意見が出ました。
 「ぼく」の何が問題かを考える場面では、「自分が正しいと思ったことができなかった」という意見と、「自分の名前を入力してしまった」という意見が出ました。そこから、「ぼく」の不安な気持ちや何とも言えない気持ちについて考えました。
 終末の場面では、個人情報の大切さについて知らせ、個人情報を伝えて知らせてしまうとどんな悪いことが起きるかを想像させました。「これからインターネットを使用するときには、個人情報を入力しないようにしたい」「正しく安全に使用したい」などの意見が聞かれ、今後の生活に生かそうとする気持ちが感じられました。インターネットを使う場合のルールについても、家庭と連携して共通理解を図っていきたいと思います。