【清須市教育委員会】10年経験教員と2年目教員による道徳科合同研修会
- 公開日
- 2020/02/25
- 更新日
- 2020/02/25
県教委・市町村教委の取組(利用しない)
清須市教育委員会では、10年経験教員と2年目教員による、道徳科の合同研修会を行っています。経験年数の異なる教員が、相互の立場を生かし、道徳科の指導力を高めることを目的としています。
合同研修会では、小学校部会と中学校部会に分かれ、10年経験教員の中から授業者を立てます。他の参加者は、指導案を作成した上で授業参観をします。2年目教員にとっては、経験豊富な中堅教員の授業を見ることで、議論に結び付ける発問の工夫や意見の取り上げ方、板書の工夫などを学ぶ場となりました。10年経験教員にとっては、教材研究の方法を伝えたり、自らの指導法と比較した意見を出しりすることで、少経験者を導く場となりました。
助言者からは、「謙虚に研修し成長する機会の必要性」「道徳の教科化の意義」「学級経営の大切さ」「教師としての信頼を得るための授業力向上」等についての指導がありました。参加者からは、「子供たちの思考を揺さぶる方法が参考になった」「主題を意識して授業を進めることの大切さを改めて感じた」等の感想が聞かれました。
参加者が研修で得たことを学校に持ち帰り、自分や他の教員の財産とすることで、清須市の道徳教育のさらなる推進の一助にしていきたいと思います。