モラルBOX日記

【岡崎市立下山小】香りのプレゼント

公開日
2012/06/14
更新日
2012/06/14

ちょっといい話

 毎年実施されている岡崎盲学校の児童との交流活動が、10年目を迎えました。相互の児童のふれあいを通じて、豊かな人間性を育むと共に、障がいのある児童の自立や社会参加の実態を知り、社会を構成する様々な人々との助け合いや支え合って生きていることの大切さを学ぶよい機会としています。
 今年度も6月13日に盲学校を訪問し、交流を深めました。6月のササユリ訪問では、下山小のササユリ保護活動で育てている香りのよいササユリの花を目の不自由な盲学校の児童へプレゼントしています。盲学校の子ども達も毎年ササユリの香りが届くのを心待ちにしていて、匂いをかいで喜んでくれました。
 プレゼント後、みんなで交流活動を実施しました。交流会では、クイズやゲームをしました。アイマスクを着けてのゲームで、下山の子は、「前が見えなくて大変だった。」「とても不安でこわかった。」と感じ、「盲学校の子は目の分まで、手や足、体全体が敏感に働いているのだ。すごいなあ。」と実感したようです。
 今回も障がいのある児童との心温まる交流ができ、交流会でたくさんのことを学んできました。これからも、心のふれあいを大切にした教育活動を実施していきたいと思っています。