【岡崎市立山中小】著作物の利用
- 公開日
- 2012/06/28
- 更新日
- 2012/06/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
山中小学校では、道徳の時間に「事例で学ぶNetモラル」(広教)のソフトを使って、情報モラル教育を行っています。6年生は、4年生で肖像権について、5年生では1学期末懇談会で携帯電話のフィルタリングの設定について学習しました。5年生のフィルタリング設定の学習では、保護者にチラシを配布しながらフィルタリングの必要性について説明し、子どもにケータイを持たせるときには、必ずフィルタリングの設定をするようにお願いをしました。また、5年生の2学期には、道徳の授業で「あなたのケータイ、どう使いますか?」を行いました。子どもたちに、ケータイのフィルタリングについて知らせるとともに、フィルタリングの必要性を考えさせました。
6年生になり、インターネットで調べ学習をしたり家庭でパソコンを使いホームページを作ったりする子どもが多くなりました。学校でインターネットを使って調べ学習をするときも、文章や画像を安易にダウンロードする姿も見られました。そこで、道徳の授業で「わたしのWebページ」を行うことにしました。そうすることで、子どもたちに、著作権について知らせるとともに、著作権によってどういうことが保護され、どんなことに役立っているのかを考えさせることにしました。
6年生の授業後の感想を読むと、「他の人がつくったものを使う場合、許可をとってから使うことを初めて知りました。」「CDの音楽をMDにダビングして自分で楽しむことと、Webページ上の写真利用することが違うことが分かったので、著作権に気をつけてこれからは利用したいと思います。」など、著作権のあるものを使う場合、引用を明記したり著作権を所有する人の許可を得てから使用したりしなければならないことを理解することができました。