【阿久比町立東部小】ホタルの光に魅せられて
- 公開日
- 2012/07/02
- 更新日
- 2012/07/02
ちょっといい話
東部小学校では,30年以上前からホタルの飼育を手がけています。中心となるのは4年生と生き物委員会の児童です。7月から翌年の5月頃まで,幼虫にタニシやカワニナといったエサを与えます。5月には,全学年の児童が幼虫を観察したあとで放流をします。
毎年行っているホタル成虫観察会を今年も6月26日に開催して,児童や保護者の他に地域の方々の参加もあり,約700名の方に参加していただきました。成虫観察施設であるホタルワールドの中で淡く輝く光に感動したり,ホタルの住む部屋で幼虫の意外な姿にびっくりしたりと参加された皆さんに夏のひとときを楽しんでいただきました。成虫はこの後産卵箱に入れ,来年のために産卵させます。来年も,たくさんのホタルが光を放ってくれることを期待して飼育をしていきます。
このようにホタルと関わることで,児童は命の大切さに気付き,自然を守ろうという気持ちを持つことができるようになってきていると思います。自分たちの住む町の自然の環境保全に一人一人が目を向ける一助となっていることは確かです。