【豊田市立梅坪台中】笑顔の輪が広がるボランティア
- 公開日
- 2012/11/19
- 更新日
- 2012/11/19
ちょっといい話
本校の3本柱は「あいさつ・合唱・ボランティア」である。
生徒会を中心として、朝のあいさつ運動や清掃活動など校内のボランティア活動も盛んだが、校外での活動も盛んで、地域の福祉施設や祭りなどで有志が活動している。また、珍しいのは「ボランティア部」という部活まで存在することだ。ボランティア部の部員は現在14名。夏休みには、こども園へ活動に行ったり、福祉施設を定期的に慰問し、劇や歌を披露したりしている。部員の中には、普段学校を休みがちだったり、友達とうまく関われなかったりする生徒もいる。普段は大人しい生徒達が大半であるが、活動中は大きな声であいさつをし、いきいきとしている。そして,ギターの得意な教頭先生の伴奏に合わせて歌う流行歌や、台本から全て手作りをしたオリジナル劇など彼らの出し物は、毎回いろいろな施設で大好評だ。 国境無き医師団の医師、貫戸朋子さんは「ボランティアは人に与えることだと思っていたが、逆に自分がいろいろなものをもらっていることに気づいた」と述べていたが、本校の生徒達もボランティア活動を通して、人に感謝される喜びを知り、心を成長させていただいているなと日々感じている。