モラルBOX日記

【愛西市立北河田小】いいところみーつけた

公開日
2012/07/30
更新日
2012/07/30

ちょっといい話

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 「ほめることが大切」とわかっていても、普段は、ついつい悪いところに目がいってしまう。もしかしたら、子どもたちの方が「いいところ見つけ」が上手かもしれない。子どもたちのキラキラと輝く行動を拾ってみた。
 エピソード1 
 1年生の廊下には「ありがとうのうみ」がある。入学して日も浅い1年生が6年生に送ったありがとうは「通学団の時、やさしく『ならんで〜』といってくれてありがとう。」「体育館に行くとき遅れて迷っていたら、手をつないでくれた。ありがとう。」不安でいっぱいの1年生は、6年生のやさしさにほっとしたことだろう。
 エピソード2
 道徳の授業で、友達のよいところを互いに見つけようという場面があり、メッセージカードを書きあった。ハートがつながったすてきなメッセージカードを手にした子どもたちはとてもうれしそう。後で、カードを教室に掲示したときも自分に対するメッセージを何度も読み返していた。そんな中、ある男の子が先生に「僕のは掲示しないで」と頼んでいた。「あんなに喜んで読んでいたのにどうして?」と聞くと「だって、掲示するとカードに画鋲の跡がついてしまうもの。」みんなが書いてくれたカードをとても大切に思っていたんだなとはっとさせられた。
 エピソード3 
 本校の終業式の最後に「かがやき賞」の授賞式がある。「かがやき賞」とは、子どもたちのよい活動・行動を子どもたち自身の目で見つけて、表彰するものである。かがやき賞推薦理由の一部を紹介すると、「自分のことより人のことを心配してくれます。泣いていたら、どうしたの?と声をかけてくれました。」「うれしいときに、いっしょによろこんでくれてうれしかった。」「授業中の姿勢がいいのですごいと思った。」「そうじを黙っていっしょうけんめいやっていたね。」教師が気づかないところもちゃんと見ている子どもたちに感心した。
 「自分を大切に、他人も大切にする心」を育てるために、これからもいろいろな場面で、子どもたちに負けずに「いいところ見つけ」をしていきたい。