モラルBOX日記

【春日井市立西部中】思いやりの心

公開日
2012/08/01
更新日
2012/08/01

ちょっといい話

 校区に住む、ある高齢の方から電話をいただきました。内容は「足が悪くいつも松葉杖をついてゴミ捨てに行っています。先日、私がゴミ出しに苦労していたところ、1年生と思われる男子生徒3人が黙ってゴミ捨てを手伝ってくれました。いきなりのことでびっくりして、名前を聞けず、お礼も言えなかったのであらためてお礼が言いたい」とのことでした。
 本校は日頃からあいさつを大切にし、地域の方とも自然にあいさつができるようになってきた矢先のことであり、職員室にも温かい雰囲気が流れました。当日、1年生はふれあい学習の日で、よりよい中学校生活について話し合うところでした。体育館に全員が集まったところで、学年主任から早速、朝の電話の話をしました。中学入学直後のふれあい学習の場において、この「ちょっといい話」は生徒たちにとって中学校での生活のありかたを考える貴重なものとなりました。「困っている人がいれば自然に手助けができるような思いやりのある生徒が増えればきっとすばらしい集団になる」そう語りかけました。