【刈谷市立衣浦小】「褒め上手」
- 公開日
- 2012/08/07
- 更新日
- 2012/08/07
ちょっといい話
私は、この4月から衣浦小学校に勤務しています。本校に来て感心したことがいくつもありますが、そのうちの一つは先生方がいろいろな機会をとらえて子どもを褒めるということです。私も叱るより褒める方が子どもは伸びるということは重々承知しているつもりですし、何度も実感してきました。また、以前一緒に仕事をしたM先生が、ちょっとしたことでも心から感激して褒めておられたのを見習いたいと思いました。でも、いつの間にか、「褒めようと思っても、その前に叱られるようなことをするんだから。」などと言い訳をし、褒める回数が減っていったように思います。
帰りの会で、その日に友達が頑張っていたことや褒めてあげたいことを班の中で全員が言い合う、ということを教えていただきました。1年生は、取り組み始めて間がないので、「褒め上手」の修行中です。今は褒めることを見つけることも練習です。「Aちゃんが、嫌いな牛乳を頑張って飲んでいました。」「B君がサッカーを一生懸命やっていてかっこよかったです。」などと、けっこう上手に見つけています。言われた方は照れながらもうれしそうです。そんな中で、「ない。」「思いつかない。」と、何も言えない子どももいます。子どもたち一人一人に良いところ、頑張っているところがたくさんあるはずなのに、その子どもも、そして私も見過ごしてしまっていたのです。「褒め上手」になるために、まずは見つけ上手になろうと思いました。
衣浦小は元気にあいさつをする子どもが多いと、お褒めの言葉をよくいただきますし、私もそう思います。これは、家庭の力や地域柄などもあると思いますが、衣浦小の子どもはあいさつが上手だと褒め続けている先生方の成果でもあると思います。
私も1年生の子どもたちと競争して「褒め上手」になりたいと思います。